Impressions

by Toshi Maruyama Photography


南カリフォルニア、サンディエゴにて、平日は、リコンビナント抗体の作成に従事、週末は、主に口コミにて、ウェイディング・ポートレート撮影、物撮り(絵画の複写等)をしております。
by tmphotosandiego
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ポートレートとは

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Model : Eri Aihara (Honolulu, HI, USA)

Ekkoさんが、ブログで紹介されているハービー山口さんの ”雲の上はいつも青空”、わたしもすぐに嵌ってしまいました。以前から、ハービーさんの写真は大好きでしたが、このコラムを見て、ますます好きになりました。写真を撮ることに対する姿勢に学ぶところ共感するところが、非常に多いです。

わたしの場合、好きな写真に出会うと、その写真を撮った人の技法以上に、その人が、何を考え、どう被写体に向き合っているのか、どんなことに興味があるのかとか、食べ物は何が好きなのか。。。。とかとか、そうしたことのほうに興味がわいてしまいます。

アラーキーも好きなんですが、持ってる写真集はARAKI by ARAKI のみ、あとは、「眼を磨け」「人間泣かなくちゃ」「全ての女は美しい」と「東京日和」だけ。写真のインパクト以上に、写真について考えていることの面白さ(時々、一貫性のないところがまたいい)の方が、心にに残ってます。

でも、日本でもアメリカでも写真関係の雑誌に、そうしたことに割いてるページって少ないじゃないですか。殆ど、カメラの広告みたいな記事ばかり。それで、スポンサーがついて雑誌として成り立つんだろうけど、日本の写真文化を育てようという気があるのか、疑問に思ってしまいます。

さて、タイトルの、ポートレートとは。。。なんぞや(笑)

わたしが、日頃、モデルさんとの交流の場として使っているサイトがあるのですが、
そこでの自己紹介文として使っているのが、これです。

"I enjoy experimenting new ideas and collaborative work with models. The communication and satisfaction always come first. I try everything to make you feel comfortable in front of the camera.

The portrait photography, I believe, is an improvisational work brought up by the chemistry between the model and the photographer. At the same time it is the most fun activity. So we must have fun at the end of the day! "

なので、ハービーさんが、コラムで、”ポートレートというのは、モデルと写真家とのコラボレーションだ。”というのを見て、とても嬉しくなりました。

ポートレートを撮りはじめの頃は、OK, smile ;-) Good!とか、言っていましたが、最近は、モデルさんの緊張を解く以外の目的には、あまり言わなくなりました。

作った表情でなく、その人の内側のキャラを引き出したいからです。その時の状況に応じて、何も言わなくても、気持ちが、表情やポーズにが出てくる。そして、そこまで持って行く過程が楽しいのです。ホントに、ハッピーな気持ちになって微笑んでくれた時が、自分にとって最高のショットで、きっと、撮られた人にとっても、あとで、記憶に残るショットになると信じています。それは、ファミリーポートレートでもウェディングでもグループ写真でもそうです。真面目なショット以外に、必ず、ふざけた写真を入れる様にしてます。だって、真面目な写真て、あとで見てもつまんないでしょ。でも、真面目な写真の後に撮ったふざけた写真て、何回見ても笑えるんですよね。。。まぁ、場合によっては、後悔する写真もあるかも知れませんが(笑)そうした写真にこそ、そこに写ってる人の本当のキャラが出てくると思うんです。ちょっと照れてる人とか、はめ外す人とか必ずいますよね。

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自分は、特別、写真のテクニックが人に比べて秀でてるわけでもなく、センスがあるわけでもないと思っています。だから、"被写体の魅力を引き出す"、そのためにしてること、それは、被写体にとことん惚れることです。ただし、わたしが惚れるのは、その人の容姿ではなく、その人のキャラです。

っつうわけで、ポートレートって、やっぱり被写体に惚れること。。。かな?かな?

あ〜ぁ、今日は、Ekkoさんのせいで(本当は御陰様です 笑)、熱く語っちゃいましたよ〜(笑)実は、こうしたことについて、もっと、皆さんと話がしたいと思ってるんですけどね〜。ブログだとなかなかねぇ〜。いや、まぁ、ともかく、Ekkoさん、ありがとうございました(^^)
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by tmphotosandiego | 2009-04-24 14:35 | 人物撮影 | Trackback | Comments(2)
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Commented by yozora_nagameyou at 2009-04-24 17:38
こんばんは。
仕事から帰ってきました。 まったりとしています。

私も被写体にほれ込みます。 でも、私は被写体のキャラにも容姿にも惚れこんでしまっています。
被写体に惚れ込むってポートレートを撮るにはとても重要なことだと思います。
私の場合は技術云々よりも楽しく撮れることが一番です。
まだ、技術なんてレベルでないんでしょうね。 楽しいと思うことが次への一歩へ続けば
ポートートはもっと楽しくなっていくはず。 という私の階段が始まりました。

熟練のToshiさんのお言葉を読んだらとても勉強になりました。

撮った後にモデルさんから評価をいただくとそれもまた嬉しいものです。

そんなわけで、ポートレートにちょっと嵌り気味です。

今度Toshiさんにお会いしたらいっぱいこんな話をしたいですねぇ。(^_^ゞ

夏にでも是非!!
Commented by tmphotosandiego at 2009-04-25 15:23
夜空さん、こんばんは。

仰る通りです。わたし自身、楽しいから撮るんで、そうじゃなきゃ写真辞めてます(笑)
やっぱり、自分が楽しまなきゃ、相手も楽しんでもらえないし、いい表情も撮れないです。
いくら、テクニック的にうまく行ったとしても、後で、見たいと思わない写真になってしまいます。
自分の場合、被写体に惚れて、”この人を少しでも魅力的に撮りたい”という謙虚な気持ちが、いい表情に繋がると信じてます。

わたしの写真の仕事は、全くの口コミなので、撮った写真を見て喜んで下さって、その人から、次の人に伝わったり、またお願いしますと、リピーターとして来て下さるのが、一番の励みになります。

ハービーさんが、”写真家になる日とは、撮りたいと思う被写体に出会った日”と仰ってるのですが、撮りたいと思う被写体が向こうからやって来るのを待つのではなく、自分から、被写体の魅力を探す努力をしなけりゃいけませんね。昔、淀川長治さんが、”どんな映画にも見所がある”って言っていたのを思い出しました。“どんな被写体にも魅力がある”に置き換えたりして(笑)
次回、お会いする時は、是非、お話だけじゃなく、被写体の魅力探しに出かけたいですね(^^)
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