Impressions

by Toshi Maruyama Photography


南カリフォルニア、サンディエゴにて、平日は、リコンビナント抗体の作成に従事、週末は、主に口コミにて、ウェイディング・ポートレート撮影、物撮り(絵画の複写等)をしております。
by tmphotosandiego
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天然もんに勝るモノなし(^^)
写真と料理は共通点が多いと思うのです。
素材が新鮮でいいものであれば、そんなに手を加えなくてもいい、逆に下手に手を加えると味を損なってしまう。
素材が悪ければ、いろいろ調理方法やソースを工夫したりすることで、結構、何とかなる場合がある。
写真の場合で言うと、被写体と天然の光が素材にあたると思うんです。背景は、料理の色づけ、額はお皿かな。で、ポートレートの場合、メークアップとかストロボ光などの人工光が、スパイスやソース。レタッチもそうかな。どれも、やり過ぎはいただけませんよね。でも、ひとによって、スパイス多めの方が好みだったり、その日のコンディションによって、薄めの味付けの方が美味しく感じたりするし、こうじゃなきゃいけないって決まりもない。
調理方法は、それらの要素をどうやってミックスするか。広い意味でレシピですね。
外での撮影の場合、その日の温度や、天気、湿度にも左右されますが、この点は、お菓子作りに近いかな。
カメラやレンズは包丁やお鍋やフライパンなどの調理器具。
こうして考えると、わたしも含めて写真を撮る人は、調理器具にお金のかけ過ぎですね(笑)。

先日、地下の駐車場で撮った写真は、そのいい天然の光にいかに人工の光をスパイスとして加えるかでした。1枚めの写真と2枚めの写真は、同じF4.5 1/160で撮ったものですが、ストロボの強さ違いで、全く印象の違う写真になっています。
横からの光を活かしたかったので、わたしの中では、ただ、被写体を明るくしたような1枚目よりも、2枚目の方が好みの仕上がりになました。
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次は、これですが、外からの逆光の光を使って、シルエット的に仕上げたかったのですが、そのままだと、顔は真っ暗なので、ストロボを焚いてみたのですが、強すぎて、せっかくの逆光が活かせていません。イメージとはほど遠いものになってしまいました。
f0025751_1134964.jpg

で、ストロボをレフ板にぶつけて、左から顔だけを照らすようにして目を強調するようにしてみたのが、これです。
f0025751_114438.jpg


こういう光を料理の素材として使う場合、ひとによって、使い方も味付けも全然違うと思うんですよね。むしろ、いろいろな、やり方があった方が、面白いと思います。
自分のイメージにどれだけ近づけられるかがポイントで、そこに、間違いも、正解もないと思うんです。







こんな感じで、いい素材=天然の光に、ちょっとだけ味付けするのが、一番贅沢な、料理=写真の戴き方かなと思っています。

あまり、外食しませんが、食いしん坊です(笑)で、時々、レストランで家庭ではなかなか作らないような新しい料理に出会うと、いったい何が入ってるんだろう、味付けは?っていろいろ考えて、家に帰ってから、再現しようとしたりします。
結構それに近い味が出せたりすると、お、やったって感じで楽しめるんですよね。

写真もそんな感じで、ファッション紙とかで見る凝った写真て、どんな光使ってるんだろうって、まねするのが楽しいんですよね。

もちろん、全然機材は違うし、技術も違うんだけど、楽しめます。課題は、また残しておいて、次回のお楽しみにできるし。少しずつ、自分なりのレシピができていくんです。

でも、料理も、高級レストランの超凝った料理って、美味しいけど、そればかり毎日食べてたら飽きますよね。何のひねりもないストレートな味の醤油ラーメンのほうが、美味しく感じられることもあるし、何故か、無性にマクドナルドのハンバーガーが食べたくなったり。いわゆるB級グルメって、好きです。

写真もそうで、なんだか、やたら凝った写真ばかり撮ってると、こっちの肩まで凝ってきて、胸焼けしそうな自分がいます(笑)
シンプル・イズ・ベストみたいな感じでしょうか。
写真もB級グルメっていうか、家庭料理ならではの味みたいに、家の小さなスタジオでも出せたらいいなと思います。

昨日は、前の会社で一緒に働いていた助手のリンとケニックスとまた働けるようになりました。
リンは、看護学校を目指しているので、それまでの期限付き。
それでも、こんな日がまた来るとは、夢にも思っていませんでした。

この写真、特に凝った光の使い方はしていません。
自然光のみですか、一つだけ、わたしなりのこだわりがあります。
ま、ワンパターンっちゃ、限りなくワンパターンなんですけど(笑)
明るい日向の小さな日陰です。
この場合、午後の明るい日差しが照らすバルコニーで撮ったのですが、そのままだと、日差しが強すぎて、眩しいし、影が強すぎます(女性の場合、ある程度のお年頃になると強い影は禁物です)。なので、ちょっと日陰に入って、明るい空の方を見てもらうようにしてます。軟らかいけど十分コントラストのある光が顔を照らして、瞳にも綺麗に青空が映ります。
でも、どんなに凝った光も、表情が光ってこそのもんなんですけど(笑)
f0025751_1144423.jpg

(この写真のみ、Tamron 28-75mm F2.8、f5.6, 1/160にて撮影、クロップしています)

以上、土曜の朝、久しぶりにのんびりしてるToshiでした(^^)
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by tmphotosandiego | 2007-10-14 03:41 | 屋外人物撮影 | Trackback | Comments(10)
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Commented by easykyoto at 2007-10-14 21:03
こんばんは(^^)
今日の大作、勉強になりました(^^)
最後のお写真の解説、僕も無意識のうちにやってました。
なんか裏付けを頂いたようでうれしいです(笑)
Commented by tolliano_papan at 2007-10-14 22:36
こんばんは^^;
写真と料理、共通点が多いっすよね~、共感、共感^^;
どこに視点当てるかとか、さじ加減とか、よ~く似てますね。
だから写真とか、絵をやる人って、けっこう料理好き多いかも^^;

自分だけのお気に入りのワンパターン、
これが個性だったりするのかも~^^;
Commented by tmphotosandiego at 2007-10-14 23:34
ひろさん、おはようございます。
長話にお付き合いいただきありがとうございます(笑)
ひろさんもやってらしたんですね(^^)
ここのように下がコンクリートの打ちっぱなしだと、レフ板の役目もしてくれるんですよね。
Commented by tmphotosandiego at 2007-10-14 23:38
トリアーノさん、おはようございます。
ね、似てますよね(^^)
何故か、料理は、味以上に色の組み合わせにこだわっちゃうことが多いです。
美味しいもの食べるの好きだから、料理も好きです(笑)
個性というには、もうひとひねりふたひねり必要かもしれませんが、きっと積み重ねですね(^^)
Commented by 4halfmoonbay at 2007-10-16 12:06
わかります。どんなにレタッチしてもそのままで美しいものはそのほうがいい。手を加えなくても大丈夫。
もうそれだけで光ってますよね。
カリフォルニアの光は強いから陰のほうが優しいいい光を出ることが多いように思う。もちろん時間にもよりますが。最後のはみなさんでまたいっしょにできる楽しさが漂ってますね。

今日のLAは曇りでハーフムーンベイのような霧でした。サンディエゴもそうだったかな?
明日の夕方に日本に着く予定です。3泊5日の短い旅でしたがめいっぱい動いて悔いなし、です。
あ、toshiさんにあえなかったのが悔いかな~?へへへ。ではまた。
Commented by tmphotosandiego at 2007-10-16 22:31
Mayさん、おはようございます。
そうそう、日差しの違いもありましたね。
昨日は、曇りがちで、小雨が降ってました。
でも、みんなでお昼中華を食べに行きました。
美味しかったけど、ちょっとソースが濃すぎたなぁ(笑)
わたしが、今度日本に行くのは、来年になりますが、そんときは是非!
Commented by land_walker at 2007-10-16 23:09
光の味付け、本当に仰る通りだと思います。
もともとそれなりに活きた自然光がある場所で補助光を使うのは難しそうですね。
僕も、1枚目よりも2枚目、3枚目よりも4枚目の方が良いです。
その場の光が上手に活きて、すごく立体感が出ていると思います。
Commented by tmphotosandiego at 2007-10-17 12:45
jojoさん、こんばんは。
そうですね、難しいし、なかなかチャンスがないんですけど、その方がやりがいがあるっていうか、楽しみながらできる気がします。
特に、今回撮った場所の場合、せっかくそこにある面白い光を利用しないともったいないと思っちゃうんですよね(笑)
Commented by yozora_nagameyou at 2007-10-17 22:00
おはようございます。
凝った写真は肩もこる事はありますね。
私は最近は三脚を使った写真をあまり撮っていません。
気軽に撮りたいからです。望遠やマクロレンズを使えば
三脚が必要ですが、気軽に撮れる写真はいいですよね。
Toshiさんのお写真、素敵だと思います。
Commented by tmphotosandiego at 2007-10-18 12:14
夜空さん、こんばんは。
わたしの場合、三脚使うと、動きが制限されてアングルが変化に乏しくなりがちなんです。
その点、70-200mm F2.8L ISは、いいですね。
最後の写真は、バルコニーのテーブルに載せて、セルフタイマーで撮りました(笑)
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